
タイトル:ブリガドーン
【処方箋】おじいちゃん、おばあちゃんが喜ぶ話題かも
【性別おすすめ】
男性★★
女性★★★
評価:★3.3(満点★5) ジャンル:ミュージカル 製作国:アメリカ 製作年:1954年
放映時間:108分 監督:ヴィンセント・ミネリ 主演:ジーン・ケリー、ヴァン・ジョンソン、シド・チャリシー
たしか、年末NHKのテレビだったかもしれないです。
まだ、小学生だった自分はときどきNHKで放送される外国の映画が楽しみでした。
年末になると嵐が丘とか大晦日に放映されていたみたいです。
ブリガドーンもそうだったのか、あまりよくは覚えていないのですが、けっこう続けて向こうの映画を放送していました。
実は最近、この映画に再開し、思い出に浸りながらこのレビューを書いています。
ミュージカル・ブリガドーンのあらすじはというと、ブリガドーンはたしか不思議な村みたいなところの名前だったというのは憶えています。
クライマックスは主役のジーン・ケリーさんがある女性に再び会いに行ったシーン。
いまも動画か何かがあれば確認できるのかもしれないですが、なにせ古い映画なので記憶の中でしか思いだせないかもしれないです。
その彼女というのは、なぜか洞窟のようなところから出現してくるので不思議です。
しかし、暗い印象ではなくミュージカルということなので、歌と踊りがたくさんあったかもしれません。
ストーリーを楽しむというよりは、「パリのアメリカ人」や「雨に唄えば」のジーン・ケリーさんたちのダンスと唄の素晴らしさだったかもしれません。
ジーン・ケリーさんの名前は有名ですが、ここで村娘のフィオナを演じているシド・チャリシーさは、今でもどこかで耳に残る名前です。
とにかく、若い女性に人気があったかもしれない映画です。
ロマンチックと言ってしまうとひとことなんですが、100年に一度姿を現すスコットランドの高原の村、というふれこみでは、なんとなく郷愁を思わせるものがあるということです。
桃源郷、ユートピアに近いものがあって幼いながらも感動してしまった映画のひとつです。
いま、このミュージカル映画がDVDになって売られているのを見かけたので、購入してみようと思います。
「雨に唄えば」ほどの大迫力的な踊りではなかったような気もしていますが、洞窟から出てくる彼女なんてとても驚きというのか、新鮮ですよね。
<スポンサードリンク>