アライグマのような宇宙人が発見された!?

タイトル:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ジャンル:SF
製作国:アメリカ
製作年:2014年
放映時間:121分
監督:ジェームズ・ガン
主演:ゾーイ・ザルダナ
評価:★3.5(満点★5)

個人的に2014年ベストと云っても過言ではありません。

監督はジェイムズ・ガン。

「スーパー!」という、内容は「キック・アス」に似ているけれど、よりハードな結末になる傑作を撮った人です。

この人、「悪魔の毒々モンスター」で有名(?)なトロマ・エンターテイメントに所属していたという経歴を考えると、あの「えぐい」結末は頷けるかも。

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(PHOTO by MARVEL)

 

本作は、1988年に主人公ピーターが10歳で母親を亡くす悲しい場面から始まる(これは後々の伏線になっているので要注意)。

悲しみを紛らすために、ピーターは母親が作ってくれたテープ、「最強Mix Vol.1」をウォークマンで聴いている。

かかっている曲は10ccの”I’m Not In Love”(日本ではCMに使われていたので、聞き覚えのある人も多いはずだ)。

以降、このウォークマンとテープが物語上、重要な役割を担ってくるし、なによりも選曲が渋い。
ジャクソン5の”I Want You Back”を除けば、大ヒット曲を収録せず微妙なところを突いてくるチョイスにはうならずにはいられない。

以下、簡単にまとめると、成長したピーターは「オーブ」という謎の物体をめぐって、狂気の征服者ロナンと対立し、行きがかり上、ガモーラ(女暗殺者)、ドラックス(ロナンに家族を殺された戦士)、ロケット(アライグマ型の遺伝子改造人間、ブラッドリー・クーパーが声をやっている)、グルート(樹木型ヒューマノイド、ヴィン・ディーゼル声)とチームを組む。

このチームワークがとれているような、いないような凸凹感は、アルドリッジの傑作「特効大作戦」を思わせる。

最後にいくつか必見ポイントを。

(必見ポイント1):宇宙船のデザインは「ホドロフスキーのデューン」を参照しているらしいが、3Dで観るより2Dで観た方が色がきれい。

(必見ポイント2):「ワイルド・バンチ」歩きで「チェリー・ボム」。

(必見ポイント3):前作「スーパー!」に出ているせいか、やたらケビン・ベーコン及び「フットルース」に言及される。

(必見ポイント4):マイケル・ルーカー、グレッグ・ヘンリーなどの「ジェイムズ・ガン」組もちゃんと出てる。

(必見ポイント5):メタファー(比喩)が通じない会話ギャグ。例えば、「お前、喉に指を当てて水平に動かして、どういうつもりだ?」「これは『首を切る』=『殺す』って意味なの!」。

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