ブラックスワン / 主演:ナタリー・ポートマン /

 

【処方箋】女の本性を知りたい時

【性別おすすめ】
男性★★
女性★★★★
【映画データー】ジャンル:サスペンス  製作国:アメリカ  製作年:2010年   放映時間:109分
監督:ダーレン・アロノフスキー  主演:ナタリー・ポートマン  評価:★3.3(満点★5)

 


 

 

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人の純粋な願い、それは実は「欲望」で、その欲望が人間を光らせている…

その願いが純粋に成ればなるほど、その人間の事を苛むといわれているのをご存知でしょうか。

この「ブラックスワン」はそういう作品だと感じます。

 

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このブラック・スワンの元になった白鳥の湖と言うバレエの題目はとても有名です。

舞台を見た事がなくてもチャイコフスキーの曲だけは耳にした事があると言う人もおられるでしょう。

しかしこの映画では不協和音のクラッシクが流れ出し人の恐怖を煽っていきます。

映画のモデルとなっている「白鳥の湖」は白鳥に変えられてしまった者を愛の力で元に戻そうと奮闘する男性という形式の各地方で残る伝説や民話がベースとなっているのです。

 

クラッシックバレエの演目として作られた物語の中では純白で清らかな白鳥のオデット姫のライバルとして、悪魔の愛娘邪悪で官能的な黒鳥のオディール姫が登場し、姫を愛するジークフリート王子を誘惑します。

バレエの劇中では白鳥と黒鳥は同一のバレリーナが演じる事が通常。

そのプリマドンナに選ばれたヒロインのニナへ数々の難問が襲い掛かります。

彼女のとる行動、決断はどういうものなのかがこの映画の最大のポイントです。

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母親からの教育により不純な行為や場所をずっと遠ざけ続けていたニナ。

バレエを愛するが故に、どうすれば自分の黒鳥を引き出せるのかを探したかったが故に、彼女の心は大きく揺らいで行く姿を、自己に当てはめて考えると到底いたたまれません。

清濁併せ持つという事を、其の年齢になるまで学べなかった事はどんなにか大変だろうと思うのです。

挙句慕情を募らせる男性やライバルの出現、かつてのプリマドンナの末路がますます彼女を追い詰めていくのですが、本当の敵は何なのかが…考えるのも恐ろしい!

実際問題我々の生活の中で「二元性」はそこかしこに転がっております。

善と悪、白と黒、愛と憎…

皆が一度は考える、スクリーンショット 2015-08-16 21.28.27

「もう一人の自分がいるとしたら?」

「誰かがいなくなれば上手くいくのでは?」と言う疑問。

その感覚に追い詰められた時に人はどうなってしまうんだろう?

もしニナに問えるのだとしたら、こう問いたい。

「あなたは本当は何になったの?」と。

 

 

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